活動報告に追加:総会&初練習・第2回柏冬まつり

よさこい鳴子踊り

作詞作曲武政 英策
1954年によさこい祭りのために作られた楽曲
よさこい節をベースに作曲
武政氏の提案により鳴子を手にもって踊ることになる。
濱口八郎氏(料亭濱長の創業者)が作詞作曲を依頼したのが1954年6月25日(金)7月1日から練習の為、5日間での創作となった。
本来8ビートで作曲しようと思ったが振付が日本舞踊のお師匠さんたちに依頼した後だった為4ビートで作曲(後に「南国土佐を後にして」の映画で使用するため8ビートで作曲し直す)。
振り付けは、後に遺恨を残さぬよう花柳流・藤間流・若柳流・山村流・坂東流に依頼
この時も前に前に踊っていく振付に苦労したようである。

当時、武政氏は曲や歌詞について変えてもらってもかまわい旨伝えていたようでその後の踊り子隊ごとに違う楽曲に繋がっていく素地を与えていました。つまり著作権フリーの楽曲だと関係者が認識していたところ2008年12月JASRAC(一般社団法人日本音楽著作権協会)がよさこい祭振興会に著作権使用料を請求した。
交渉の結果よさこい祭りでのみの無償による使用許可と決定された。よさこい祭りではこの決定で良いのかもしれないが、高知県内での「よさこい鳴子踊り」は、JASRACに許可を得なければならない?高知の踊り子隊が県外に踊りに行った場合どうなのか?県外のイベントでは踊れないのか?よさこい祭り振興会の協賛または後援があれば大丈夫なのか?いろいろと問題を残した結果となりました。振興会には完全フリーとするべく頑張ってほしかった。
※著作権は、財産権として相続される。

この反省からなのかはわからないがGReeeeNへ作詞作曲を依頼した総踊り曲「この地へ~」はJASRACへの登録はせずに制限を作り関係者間でのみ楽曲を使えるようにしている。(CD等の販売は将来もないと思われる)

2008年までの「よさこい鳴子踊り」の著作権に関する私の認識
JASRACへの登録はされているのは知っていたが54年間請求がなかったのは、武政 英策氏の意思やよさこい祭りに対する思いが届いているものと思っていた。よって請求等されなかった。なぜ請求されたのか疑問が残るところである。
2021年現在よさこい鳴子踊りに関しての請求があったところは私の知る限りでは聞いたことがない。
登録状況が知りたい方は、JASRACの作品検索より確認してください。「よさこい鳴子踊り」が完全フリーとなるのは、2052年過ぎとみられます。

因みによさこい節は、完全フリーです。

現在は、正調よさこい鳴子踊りとして定着
当時のニュース映像 第1回よさこい祭り(みんなでよさこいプロジェクトより)

※著作権フリーとは、著作権を放棄しているわけではなく、「私が作った作品ですが、
自由に使ってください。」と言う意味です。