活動報告に追加:みらいフェスタ2025・第51回常盤平さくらまつり・地域防災まつり

鳴子

原型は、鳥威しでそれを変形し楽器として変化したもの

右の写真が鳥威しと呼ばれるものです。
今はCDや目玉のようなもの、鷹を模したものなどいろいろありますが、これは紐で数個、横に吊るして、その紐に鳥が乗ったら、揺れて音が出るというものです。
時代劇では、曲者が屋敷に侵入した際、紐に引っかかって鳴子が音を出して知らせるというもの。

写真出典:公益社団法人米穀安定供給確保支援機構 明治150年 米の流通に関するアーカイブより

以前(だいぶ前)に鳴子について調べたことがあるのですが、香川県で作られたのが最初のようです。
鳴子発祥の地は香川県のようです?今回調べ直したのですが確信が得られていません。

よさこいにとっては、一番大事な道具で「よさこい」が「よさこい」でいられる唯一の証です。
「よさこいの意味」でも書いた通り鳴子を持つことが共通のルールです。
しかし鳴子は楽器であり踊り子はその演奏者です。
できる限り大きくいい音で鳴らすことが奏者の務めです。
そして踊り子全員で同じタイミングで鳴らすことにより、もっと大きく響きのある音を出すことができます。
チームによっては、鳴子が鳴らないような振付をしているところもあります。

紅ではルールーとしての鳴子を持つことに留まらずより良い音を出すように励んでいます。

※よさこい祭りでは、現在、鳴子の音についても審査基準の中に入っています。
(残念なことです。)